地域の皆様に愛され、地域とともに発展する企業を目指して

　昭和39年、創業者である能登尚が日鐵鋼業株式会社の前身である日和商事を福山市多治米町に設立して以来、業態変化を行いながらも50年近くこの福山という地で事業を続けてまいりました。これもひとえに、日頃より当社へのご理解ならびにご協力をいただいているお取引先各社や地域住民の皆様のおかげと思っております。

　日鐵鋼業では「地域密着型の企業」として地元経済の活性化へ貢献し、環境に配慮した企業活動を継続的に行うことによって、地域とともに成長・発展を遂げていきたいと考えております。

 このページでは、私達が行なっている地域貢献活動の一部をご紹介します。

　2011年からは、二酸化炭素や産業廃棄物の計画的な削減を進めるため、環境マネジメントシステム「エコアクション21※」を活用。その取り組みが認められ、2012年に認証・登録を受けました。

活動内容の一環

• エネルギー使用量の測定、削減
• 温室効果ガス排出量削減への取り組み
• 総排水量の測定、削減
• 廃棄物排出量及び廃棄物最終処分量の測定、再資源化
• 環境活動レポートの作成・公表

※エコアクション21とは
　全ての事業者が環境への取り組みを効果的・効率的に行うことを目的に、環境に取り組む仕組みを作り、取り組みを行い、それらを継続的に改善し、その結果を社会に公表するための方法について環境省が策定したガイドラインです。

≫エコアクション21　中央事務局ホームページ

[中小企業家しんぶん]2010年9月5日号より

　日鐵鋼業が加盟している広島県中小企業家同友会の福山支部では、「バリアフリー委員会」が中心となり、特別支援学校の先生方を対象に会員企業の事業所や工場を順番に見学していただくバスツアーを数年前から開催しています。

　バスツアーに参加された広島県立福山北特別支援学校の先生方には、地元地域の中小企業で実際にどのような仕事が行われているのかを見学していただくことによって、働くことへの具体的なイメージづくりに役立てていただくことができました。

　2011年には当社にも見学にお越しいただき、そのご縁で翌年7月に特別支援学校の生徒さんに実際の仕事を体験していただく「体験学習」を実施。黙々と一心に仕事へ取り組む生徒さんの姿勢に従業員も感銘を受け、障害者の就職支援推進活動に対して前向きに取り組みたいと考え始めるきっかけとなりました。

　これらの活動については今後も継続的に取り組み、よりよい地域社会の構築に貢献していきたいと考えております。

参考リンク：会員企業の教育力に驚きの声～福山支部が特別支援学校教員の企業見学ツアー【広島】

(中小企業家同友会のページ　DOYUNET より)

　環境へ配慮した経済活動の一環として、平成24年度より「太陽光発電システム」を導入しました。 

　現在、地球温暖化の防止策として「温室効果ガスの排出力削減」が世界中で取り組まれています。日本では1997年の京都議定書に基づき、温室効果ガスの6％削減という目標を掲げています。その具体的な対策として注目されているのが「再生可能エネルギー(化石燃料等の資源に限りがあるエネルギーではなく、太陽光や風力、地熱など自然の力で永続的に再生されるエネルギー)」と言われるもので、太陽光発電もその対策の一つです。

　こうした背景もあり、弊社においても消費電力削減や環境に対する関心は年々高まりつつありました。そんな折、福山市の補助金制度を知り、本格的に導入の検討を始めることとなりました。